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離乳食は食べたのに何で?幼児の偏食について|悩み続けてきたママへ実体験から伝えたいこと

離乳食の頃は、スプーンを口に運ぶと素直に食べてくれていた。
好き嫌いも少なく、食事の時間にそれほど困った記憶はない。
それなのに、幼児期に入ってから食べられるものが一気に減り、毎日の食事が思うように進まなくなった。

「昨日は食べたのに、今日は手もつけない」
「形が変わっただけで、口に運んでもらえない」
そんな日が続くと、これまでしてきた関わり方が分からなくなることもあります。

色々調べて、工夫して、声をかけてきたのに
それでも変化が見えないと、答えを探したくなるのは自然なことです。

この記事では、「こうすれば食べる」という結論を出すことを目的にしていません。
保育園管理栄養士だった私が、実際に幼児期の偏食と向き合ってきた体験をもとに、少し気持ちが楽になるような考え方をお伝えします。

離乳食期と幼児期で、食事の様子が変わる理由

離乳食期は、大人が用意したものを受け取る形で食事が進みます。
一方で幼児期になると、「自分で選ぶ」「自分の意思を伝える」力が少しずつ育っていきます。

この変化は、食事の場面にも自然と表れます。
味や食感への感じ方がはっきりしてきたり、見た目に対する反応が強くなったりすることもあります。

また、幼児期は心と体の成長が重なる時期です。
遊びや周囲への興味が広がる中で、食事に集中しづらくなることもあります。

離乳食を食べていた過去と、今の姿が違って見えると戸惑いが生まれますが、
これは成長の流れの中で見られる一つの変化とも言えます。

幼児の偏食に直面したとき、ママが感じやすいこと

幼児の偏食が続くと、まず浮かびやすいのが栄養面への気がかりです。
食べる量や品数が限られていると、「足りているのかな」と考えてしまいます。そんな時は一食、一日の栄養バランスを考えるのではなく一週間単位でみていきましょう。
そして、サプリメントなども上手に使っていきましょう!

偏食のうちの子どもも食べられたものを2つ紹介します。

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グミなのでかなり食べやすく、これもお気に入りです。ただ味がパイナップルとバナナなので好き嫌いが分かれるかもしれません。

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次に、うまくいかないときほど周囲の声や情報も気になるものです。
同じ年頃の子が何でも食べている子の話を聞いたり、SNSで食卓の写真を見たりすると、自分の状況と比べてしまうこともあります。

その結果、食事の時間そのものが、気持ちの張りつめる時間になることもあります。
「食べないと大きくなれないよ」「~ちゃんは何でも食べてるよ」とついつい子どもを責めるような口調になりがちで、食べない子どもに怒ってしまって後から自己嫌悪で落ち込んだり。

でも、こうした気持ちは子どもに真剣に向き合っているからこそ生まれるものです。

【体験談】離乳食を食べていた子に起きた変化

我が家でも、離乳食期は比較的スムーズに進んでいました。
お肉も野菜も魚もなんでも食べてくれていて、食事に強い悩みを感じることは多くありませんでした。

ところが、幼児期に入る頃から少しずつ変化が見え始めました。
体調が悪く食欲が落ちていた日を境に、おかずを嫌がるようになり、ごはん以外には手を伸ばさなくなりました。

最初は一時的なものだと思い、声かけや調理方法を工夫しました。
切り方を変えたり、味付けを薄くしたり、固さを軟らかめにしてみたり。

「これを食べると元気が出るよ」といった声かけはもちろん、野菜を星やハートに型抜いてみたりなど、自分が保育園で保護者の方にアドバイスしていたものをいろいろと試したものの、中々うまくいかず・・・。自分は管理栄養士なのに、ずっと幼児の食事を作り続けていたのになぜうまくいかないのだろうと自分を責めたことも沢山ありました。

試しては様子を見て、落ち込んでまた考える。
その繰り返しの中で、「すぐに結果が出るものではない」と感じるようになりました。

試行錯誤の中で、視点が変わった関わり方

色々な方法を試す中で、少しずつ考え方が変わっていきました。
「食べられたか」よりも、「食卓に座った時間」や「一緒に過ごした空気」に目を向けるようになったのです。

本当にちいさいかけらだけでも口にした、という経験が日々積み重なっていること。
食べなかった日があっても、また次の機会につながると思うこと。
そうしたことを意識することで、自分の気持ちも少し落ち着きました。

また、食事の時間を整えることも意識しました。
食事の時間にテレビをつけずに静かに座れる環境や、時間に余裕をもってゆっくり食べても大丈夫と伝えたこととで、食べられるものが増えるわけではなかったのですが、以前よりも少しだけ集中して座っていられるようになり、結果よりもその過程や環境を大切にするきっかけになりました。

「続けられる形」を探すことが、長い目で見たときの支えになると感じています。

食事以外にも見えてくる、子どもの育ち

食事の場面だけを見ると、気になる点が目に入りやすくなります。
けれど、日常全体を見渡すと、少しずつ変化している部分もあります。

自分の気持ちを言葉で伝えようとする姿。
好きなものを選ぼうとする行動。
遊びや生活の中で広がる興味関心。

こうした姿も、成長の一部です。
食事の量や内容だけでなく、日々の様子を通して育ちを感じる視点を持つことで、見え方が変わることがあります。

迷いが強くなる日は、立ち止まる選択も一つ

考えても考えても、答えが見つからない日もあります。
情報を集めるほど、何を基準にすればいいのか分からなくなることもあります。

そんなときは、少し立ち止まるという選択もあります。
SNSの情報から距離を置いたり、同じ悩みを持っている人と話したりすることで、気持ちが整理されることもあります。

これまで積み重ねてきた子どもとの信頼関係は、簡単に消えるものではありません。
迷いながらでも向き合ってきた時間そのものが、土台として続いています。

まとめ|離乳食期も今も、どちらも育ちの途中

離乳食を食べていた過去と、今の偏食の様子。
どちらも、子どもの育ちの中で現れている一場面です。

偏食は、一時的に目立つことがあります。
食事は成長の一部であり、それが全てではありません。

これまで考え、試し、子どもと向き合ってきた時間は、確かに積み重なっています。
少し肩の力を抜いて「食べられなくても大丈夫!今は成長の途中なんだ」と子どもを受け入れて、
今食べられるものを一緒に楽しく食べてみませんか?

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